子供の疑問をリサーチ!「空から見える丸いのは何?」

こんにちは!子連れトラベルライターのいづみ(@v_izumi123_v)です。

先日、テキサス州ヒューストンからの帰りの飛行機の中で、大きな丸いものを発見しました。

すーちゃん

あのまるいのなに?

Tak

なにかな?あとでGoogle Mapで調べてみよう!

動画:「空から見える丸いのは何?」

見つけた場所は、テキサス州デルシティ

ヒューストンからロサンゼルスの間で、Google Mapを動かし、飛行機の上から見たのと同じものを探してみました。

そして、発見!

ニューメキシコ州とテキサス州の州境。テキサス州のデルシティで、上空から見た緑の丸いものを発見しました。Google Mapで近づいてみます。

(動画より)

Tak

何、育ててるか、後で見てみようか?

すーちゃん

いちごかなぁ?

デルシティで育ててるものは、アルファルファ

いづみ

まずは、デルシティ(Dell City)について調べてみたよ。住んでいる人は約500人。メインの産業は、農業だって。

それをヒントに、デルシティの会社を調べててみたら、「CHAFFHAYE ALFALFA」さんを見つけたよ。動物のエサ、つまり動物のご飯用のアルファルファを育てているんだって。

すーちゃん

どうぶつのごはん。いちごじゃない。

いづみ

上から見た丸いのは、アルファルファの畑。

丸い正体は、センターピボットイリゲーション

すーちゃん

なんでまるいの?

いづみ

この写真を見てね。ながーい棒が上にあって、そこからホースが出てて、草に水を巻いてるよね。

いづみ

これは、センターピボットイリゲーション(Center Povit Irrigation)の機械だよ。

センターピボットイリゲーションは、真ん中にあるハブと制御盤を中心に円を描きながら水を巻くシステムなんだ。アメリカのコロラド州で1940年に発明された機械で、今は、アメリカを中心にオーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、エジプトなどで使われているよ。

少ない人数で、大規模な範囲に一気に水やりができることがメリットなんだって。一般的に長さは500m以下の物がほとんどで、平均は約400m。つまり、直径約1kmの丸い畑ができるの。

3日かけて1周って言うのが、一番ポピュラーなタイプだって。

乾燥した地域に多く、水は、地下水を利用してて、それに肥料などを混ぜて、撒いてるんだよ。

育てているものは、牧草やコーンなど。

カリフォルニア州パームデールにあるのはリサーチ施設

すーちゃん

おうちのちかくにもあるの?

いづみ

ロサンゼルスから北に約1時間のところにあるパームデールと言う街に、大きな丸がいっぱいあるよ。

いづみ

パームデールには、大小27個の畑があって、それは、センターピボットイリゲーションのリサーチ施設なんだって。

丸いのが何か分かって、良かったね!

*パームデールの施設の資料は「こちら

Tak

へー。
また、飛行機に乗った時に、何か探そうね!

すーちゃん

なにか、さがそう!

動画:「空から見える丸いのは何?」リピート

センターピボットイリゲーションの動画

まとめ

空から見える丸い物は、アメリカに多く見られるセンターポビットイリゲーションを利用した畑で、直径は約1km。育てているものは、動物のエサの他、とうもろこし、小麦などもあるそうです。