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夢の仕事はここにある!ドリームワークスを訪問してみた!

アメリカの大きな企業は、働いてくれる人が快適に働ける環境づくりをしようと、会社内に無料のカフェテリアやゲームマシーンを設置し、リラックスできる環境づくりをしているという話は、有名です。

その代表的なものが、アップルやグーグル、ドリームワークスなど。アメリカで世界をリードする会社は、皆、そのような体制を取っています。その中の1つ、ドリームワークスで働いている友達と話す機会があったので、少し調べてみることにしました。

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噴水の隣の木が、ドリームワークスのロゴの形!

ドリームワークスとは?

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ドリームワークスとは、1994年に設立された映画会社で、スティーブン・スピルバーグ監督の会社として知られています。

Wikipediaによると、

「1994年、ディズニーの製作部門のトップであったジェフリー・カッツェンバーグが、会長であったマイケル・アイズナーに対して事故死したフランク・ウェルズ社長の後任へ自薦したのを断られたのをきっかけに退社。映画監督のスティーヴン・スピルバーグ、レコード会社経営者のデヴィッド・ゲフィンを誘って設立。Dreamworks SKGのSKGは、3人の設立者、Spielberg、Katzenberg、Geffenの頭文字をとったものである。」

とのこと。

設立は1994年で、1997年に初の作品「アミスタッド」を発表。ここからドリームワークスの歴史がスタートします。ドリームワークス初のアニメーションは、1998年の「アンツ」。同年の「プリンス・オブ・エジプト」がヒットし、徐々にドリームワークス=アニメーションのイメージが定着してきます。そして、2001年発表の「シュレック」がアカデミー賞の長編アニメーションを受賞。ドリームワークスは、ディズニーと並ぶアニメーションカンパニーとして、世界中に知られるようになりました。

ドリームワークスが制作に関わった主な作品は、「セービング・プライベート・ライアン(1998年)」、「アメリカン・ビューティ(1999年)」、「キャスト・アウェイ(2000年)」、「AI(2001年)」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年)」、「マイノリティ・リポート」(2002年)、「ザ・リング(2002年)」、「マダガスカル(2005年、2008年、2012年)」、「宇宙戦争(2005年)」「トランスフォーマー(2007年,2009年,20011年)」など。

アニメーションのイメージが強いですが、アニメ以外の映画も多いですね。そして、すごく意外だったのが、ユニバーサルスタジオで撮られているものがたくさんあることです。「宇宙戦争」は、ユニバーサルスタジオのスタジオツアー内に実際に撮影に使われたセットがありますし、「シュレック」も「トランスフォーマー」も、両方共ユニバーサルスタジオ内にアトラクションがあります。ドリームワークスは、パラマウント・ピクチャーズと提携しているので、そこにユニバーサルスタジオが絡んできているのはちょっとびっくりしました。でも、よくよく考えれば、スピルバーグはユニバーサルと仲良しなんですよね。

映画初期の頃は、対立していた大手映画スタジオも、時代の流れとともに関係を変えてきたようです。新しいスタジオ同士の関係が、最近出来上がってきているそうです。1900年代前半の映画スタジオのパワーストラクチャーの話は、また今度ゆっくり書きますね!

*ドリームワークスは大きくなったり、別れたりしながら、微妙に名前を変えていますが、ここではすべて「ドリームワークス」という名称を使わせていただきます

 ドリームワークス訪問

ドリームワークスで働く友達の招待してもらって、早速遊びに行ってきました!

まずはセキュリティゲートで名前を告げて中に入ります。ドリームワークスに入れるなんて夢みたいです!

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ワクワクして中に入るとなんだか大学のよう。働いている人たちは、ここを「キャンパス」と呼んでいるそう。

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友達と合流して、カフェテリアでランチ。働いている人だけではなく、私達のようなビジターも誰でもごはんを食べることができ、全部無料。大きなカフェテリアにサラダやサンドウィッチ、スープなどが並びます。もちろんドリンクも飲み放題!わーい!!

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まずはここでの疑問。

「1日中ずっと食べ放題なの?」

この答えは、「No」のような「Yes」のような……。ブレックファーストとランチとディナーに分かれていて、ずっとではないけれど、3食、食べ放題とのこと。「食費は全くかからないよ」と友達。

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わーお、すごい!!

私達もしっかりデザートまで頂きました!

その後、素敵なキャンパスを案内してくれました。このキャンパスの建物は、ドリームワークスが勢力を上げて作った「プリンス・オブ・エジプト(1998年)」が当たったことにより作られたそうで、カリフォルニアに多く見られるスパニッシュ様式に加えて、エジプトスタイルも取り入れているそうです。

キャンパスの中には、池や噴水、リバーがあり、とても開放的。会う人会う人みんな感じが良く、とても穏やかな空気が流れていました。キャンパス内では、ヨガレッスンもやっているそうです。

プロジェクトベースで生きている彼らには、「タイムカードはあるのでしょうか?」

答えは、「一応、あるけど手書きだよ」とのこと。

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何時に来て、何時に帰っても、自分の仕事をきちんとしていれさえばOK。休みも自由に取れるし、泊まりたければ泊まればいいという感じだそうです。

「食事や病院で、会社を出なくても済むように」ということで、クリニックもありました。だいたいのことはここでOKとのこと。

本当に会社に来たくなる環境づくりが完璧でした。

そして、最後に気になる質問を!

「スピルバーグには会ったことある?」

ドリームワークスで会ったことはないそうですが、以前、彼のプロジェクトに関わっていたということでした。

キャンパス内のシアターでは、様々な監督や映画関係者のレクチャーなども頻繁に行われていて、いろんな人の生の声を聞くことができるそうです。

ドリームワークスはドリームカンパニー

私は、会社で働いたことがありません。いつも自由でいかったからです。

会社で働くと、「いつも決まった時間に行って、決まったメンバーと会い、決まった時間またはそれより遅い時間に帰らなければいけない」と勝手に思っていました。

しかし、ドリームワークスを見学させてもらって、アメリカの会社で働くということは、私の想像する会社で働くこととは、大きくかけ離れている可能性があるということを知りました。

会社で働いていても、自由な時間が取れる。

そのことは、私には想像もしていなかったことでした。

友達は、今のプロジェクトが終わった後の8月には、1ヶ月旅に出るそうです。
1ヶ月休んでも、自分プロジェクトをしっかりしていれば、全く問題がないのです。

やっぱりアメリカってすごいな!

ドリームワークスは、雑誌「フォーブス」の全米の優良企業100にも選ばれています。

こういう環境だからこそ、メッセージ性の高い世界中の人が見て楽しくなれる作品が作られるんだなと思いました。

Dreamworksは、本当のDream Companyでした!

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ABOUT ME
いづみ
いづみ
ジャーナリスト。Seven Seas Media Inc.代表。 広島大学学校教育学部在学中に訪れたアメリカに感動し、大学卒業後、留学。カルフォルニア州立大学映画学部大学院脚本学科卒。ロサンゼルス、ラスベガス、グランドサークルのスペシャリストライターとして、日本のメディアに記事を執筆。日本最大の情報サイトAll Aboutのアメリカ、ラスベガス、ロサンゼルスのオフィシャルガイド。著書には、「ラスベガス&グランドキャニオンに行きたい!」「時計じかけのハリウッド映画」などがある。