ジャパンレールパスとは?
ジャパンレールパスとは、外国人と外国永住権保持者のみが日本国内で使えるJRのマジックパス。
新幹線は、もちろんJRの路線(フェリーやバスも含む)全線乗り放題です。
詳細は、「ジャパンレールパス」のページをご覧ください!
ジャパンレールパスの種類と料金
ジャパンレールパスには利用期間の異なる3種類のパスがあります。
■1週間
グリーン車:大人¥38,880・子供¥19,440
普通車:大人¥29,110・子供¥14,550
■2週間パス
グリーン車:大人¥62,950・子供¥31,470
普通車:大人¥46,390・子供¥23,190
■3週間パス
グリーン車:大人¥81,870・子供¥40,930
普通車:大人¥59,350・子供¥29,670
購入条件と購入の際に必要なもの
購入できる人は、外国人または日本人の場合はどこかの国の永住権保持者。
日本国外の代理店でのみ購入可能です。
購入の際に必要な物は、日本行きの航空券、パスポート、日本人の場合は永住権。(実際のところ、購入の段階で永住権の提示を求められたことはありません)。
購入の際にもらうのは、JRパスの引換券なので、このままでは使えません。
使用前にすること
ジャパンレールパスは、引換券を購入しただけでは、使えません。
JRのみどりの窓口や引き換え窓口に行き、JRパスにチェンジしてもらいます。
各県の大きな駅に行けば、引き換えてもらえますので、地方スタートでも問題ありません。
この際に必要な物は、引換証、パスポート、現住所が分かる郵便物(公共料金の明細など)、そして日本人の場合は、外国の永住権です。
そして、このタイミングで、JRパスのスタート日を決めます。
引き換え日と異なる日からスタートしてもOKです。
乗ることのできない新幹線
東海道新幹線の「のぞみ」と山陽・九州新幹線「みずほ」に乗ることができません。
のぞみ以外で、主要都市にしか停まらない比較的速い電車は、
九州方面からは、九州新幹線「さくら」が1時間に2本、新大阪まで、
岡山↔東京は、「ひかり」が、1時間に2本程度あります。
実際に使ってみる!2015年春
この時に購入したパスは普通席用2週間。
これぐらいあると、時間に余裕を持って、色んなところに行けちゃいます。
JRパスでは、自動改札を通れませんので、駅員さんの居る改札から出入り。
その際、パスを見せるだけでOKです。
自由席の場合は、そのまま乗れてしまいますが、指定席が欲しい場合は、みどりの窓口などで購入します。
指定席にしても、追加料金はありません。
1日目:新幹線で東京から長野に移動。2泊。
3日目:長野から東京へ。1泊。
4日目:東京から逗子へ。1泊。
5日目〜7日目:東京近郊のJR線で利用。3泊、
8日目:東京から岡山行きの「ひかり」に乗り、岡山へ。
それから、特急に乗り換え、丸亀へ。
うどんを1杯食べてから、1時間後の特急に乗り、今治へ。1泊。
9日目:今治から、特急で岡山へ。そこから新幹線で姫路。ミーティング。
ミーティングが終わって、新大阪まで新幹線。そこからローカルで奈良へ。1泊。
10日目:午前中、奈良の明日香村へ。JRが走っていないので近鉄を利用。その後、大阪へ。1泊。
11日目:新大阪から、「ひかり」に乗り、東京へ。東京駅で山形新幹線「つばさ」に乗り換え、新庄まで。そこから特急で酒田。2泊。
13日目:酒田から特急で、新庄へ。新幹線に乗り換え、郡山で下車。その後、福島に戻って、最終便で東京へ。
14日目:山手線で利用。終了。
まとめ
JRパスのいいところは、途中下車もできちゃうところですね。
丸亀では、うどんが食べたいがために、1度降りて、大好きなうどんを食べてから、次の電車に乗りました。
姫路では、ミーティングのため、新幹線を1度降り、ミーティング後、再び新幹線に乗りました。
福島の日は、新庄から一度郡山まで行き友達と会い、福島駅に戻り友達と会い、それから最終で東京に戻りました。
この行程で、ほぼ一日中、電車に乗っていたのは、「東京→今治」と、「新大阪→酒田」です。
これは、乗り換えマップで検索したら、100%飛行機が出てくる距離。
JRパスも便利だけど、さすがに、この区間は飛行機に乗った方が良かったなと思いました。
東京オリンピックに向けて、インバウンドが盛り上がってくる今、
日本国内で購入&その場で使えるようになり、
連続する1週間や2週間以外に、例えば、7枚綴り1日ずつ使用可のパスができると、
もっと便利になるのにな〜と思います。