富士山はどんなところなのか?登ってみることにした!

数年前から、「富士山に登ろうよ」と誘ってくれている友だちがいました。「誘われたら、興味がなくても行ってみる」主義の私達ですが、さすがに富士山はちょっと気軽にというわけにはいきません。

一般の人が富士山に登る事ができるのは夏のみの限られた間だけ。普段湿気のないところに住んでいる私達は、夏の日本へは余程のことがない限り、足が向かず、行くことを躊躇していました。

すると、2014年夏、北海道で仕事が入り、夏の日本に行くことに。ということで、ついでに富士山に登ってみることにしました。。

Mt.Fuji

登山者数は毎年約30万人前後

日本のシンボルでもある富士山。日本を訪れる外国人旅行者もみんな「Mt. Fujiを見たい」と言います。
環境省関東地方環境事務所」によると2013年の登山者数は、約31万人。ここ数年大体30万人前後で推移しています。去年は、富士山が世界遺産に登録されたこともあり、例年より登山者数が大幅に増えるのではと言われていましたが、急激な増加は見られなかったようです。

頂上への登山道はいくつかあり、最も人気のルートは山梨県側から登る吉田ルート。半数以上がこのルートから登っています。登山者数は、センサーでカウントしているため、男女比や年齢比などは分からないそう。

今回富士山を一緒に登る私達のグループは、6名。吉田ルートから上り御殿場ルートから降りる予定です。

富士登山に必要な持ち物リスト
by 今回一緒に行く毎年富士山に登っている友達

・リュックサック 30〜40ℓ程度
・リュックサックカバー(雨用。リュックに付いていることが多い)
・トレッキングシューズ(履き慣らしておく)
・トレッキング用靴下
・レインウェア(カッパではない)
・防寒着 (フリースやダウン等)
・手袋
・帽子
・ヘッドライト
・トレッキングポール(あれば便利)
・着替え下着、Tシャツ、靴下など(綿製品)
・行動食(多めに)
・水分2ℓ程度(山小屋でも買えますが、ペットボトルが1本500円ぐらいだそう)
・現金(トイレが有料なので100円玉を10枚ほどあると便利)
・タオル
・ハンカチ
・ティシュ
・ウェットティシュ
・携帯用バッテリー
・カメラ
・携帯酸素
・カットバンなど
・保険証

靴下やTシャツなどは、トレッキング用の速乾性のあるものがベスト。日中の下の気温が高くても、富士山の頂上の気温は0度ぐらいまで下がることもあるので、防寒対策はしっかりとしていかなければいけないとのこと。

ということで、登山1ヶ月半前までに私達が購入したものは……。
リュックサック、ダウン、トレッキングシューズ、トレッキング用靴下、レインウエアなど。

通常の私達の運動量は、1ヶ月に数回のトレッキング程度。1回の長さは、のんびり約2時間。富士山はこの何倍もかかるので、残り1ヶ月半もっと長いトレッキングをして、準備をしようと思います。

実際に行こうとしたら……

2014年7月10日&11日の1泊2日で計画を指定た私たち。しかし、この日は、台風が富士山付近を直撃。富士登山は断念しました。その代わり、一緒に行く予定だった友だちが長野県の上高地に連れて行ってくれました。

上高地も、この日は雨でしたが、小雨でそんなに寒くなくトレッキングには最高の気温でした。短期が悪いため、人も全然居なくて、小説「氷壁」で有名な「徳澤園」に宿泊するもお客さんは、私たちともう1組のみ。

2日目、お昼ぐらいに雲がなくなり、晴れ間がのぞきました。とても綺麗な上高地の山々。感動しました。ここは元々、神が降りた地で「神降地」と書かれていたそうです。確かに上高地の山を見るとそんな感じがしました。

アメリカの砂漠もいいけれど、雨や青い山々などの日本らしい風景も素敵だなと今回の旅で思いました。

富士山をリベンジしたら、また報告します!