「面白いように扉が開く!行動すると結果はついてくる」は本当の話。
2013年4月6日土曜日。 インディペンデントの映画祭で、私たちが出演している映画が上映された。 タイトルは「死なない子供、荒川修作」。 英語名は、「Children who won’t die」。 これは、私たちが日本で住んでいた「三鷹天命反転住宅」に住む人々と、そこを作ったアーティストの荒川修作氏のドキュメンタリー映画だ。 監督は、ベルリン映画祭など、国際的な映画祭で数々の賞を受賞した山岡信貴さん。 山岡監督の家族は、私たちより前から反転住宅に住み、私たちが出て行った後も反転住宅に住んでいる。 監督とは、アメリカに来てからも、ちょこちょこ連絡を取り合っていた。 「アメリカで作品が上映される」という話を聞いたのは、数か月前。 今回とは別の映画祭での上映だったが、この時は都合が悪くて行けず……。 そして、今度は、「ロサンゼルスの映画祭に作品が選ばれたから、2週間ロサンゼルスに行く」と連絡あり。 前回上映された「遊星メガドルチェ」に加えて、私たちの出ている「死なない子供」も上映されるとのこと。 わーお、私たち、ハリウッドデビュー!! 映画祭のスケジュールを見てみたら、山岡さんの作品がいっぱい。 久しぶりに再会した私たち。 前回会ったのは、約2年前。 「死なない子供、荒川修作」が、日本の映画館で上映されていた時だ。 その時は、吉祥寺の映画館での上映&トークショーに呼んでもらった。 トークショーの冒頭、「2人とはいつも話が合わないんですよね」と、言われ、ちょっとびっくり。 私たちも、話が合わないと思っていたけど、こんなところで言われるとは……。 でも、山岡さんとは、話が合わないのが面白いんだな。 なんだかんだで、今回の滞在中、何度も山岡さんと会って話をした。 「久しぶりにアメリカに来て、私たちがいつも話していることが少し分かった気がする」と言っていた。 「それは良かった!!ね、アメリカって面白いでしょ!」 4月6日は、たくさんの山岡監督映画を見ることのできるYamaoka Day。 夜8時45分から、山岡さんのトークショーがあり、その後、「死なない子供、荒川修作」と「遊星、メガドルチェ」の2本が上映された。 トークショーの中で、「なぜ映画を撮るようになったのか?」という質問が出た。 山岡さんの話を短縮するとこんな感じ。 「人の映画を見て、自分で作れると思って、作ってみた。配信する方法が分からなかったから、映画祭に出してみたら、賞を取り、ベルリン映画祭やいろんな映画際に招待された」とのこと。 つまり行動したら、良い結果がついて来たという訳だ。 トークショーの前に会った時、なぜこの映画祭に出展することになったのかを聞いてみた。 すると、「自分の作品は、アメリカではウケないと思ってたけど、去年映画祭に出してみたら、選ばれた。それを見に来た人が、今回の映画祭に誘ってくれ、今度は、今まで撮った作品を全部上映したいとオファーをくれた」とのこと。 つまり、今回も、行動して、良い結果がついて来たという訳だ。 行動しないと何も始まらない。 行動すれば、必ず結果はついてくる。 そして、すべては良い方向に向いて行く。 山岡さんは、それを完全に実体験している。 […]
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